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百人町

夜露死苦現代詩 (ちくま文庫)

買ったきっかけ:
「新撰21」→「現代詩手帖」で、短歌、現代詩に対する先入観によるアレルギーが、ほぼなくなくったので。

夜露死苦現代詩 (ちくま文庫)

著者:都築 響一

夜露死苦現代詩 (ちくま文庫)

死刑囚の俳句、玉置宏の話芸、ラップの作り方、暴走族の刺繍あたりに、非常に興味を持ちました。ほとんどが詩として書かれたものでない、市井の人の言葉の凄み、迫力。

「詩の言葉ではない」よく、俳句の講評で言われる言葉。ならば「詩の言葉」とはなんなのか。詩は、詩の言葉で書かなくてはいけないのか。色々考えさせられました。

よく歌舞伎の入門本に、「日本人に馴染みのある七五調のセリフを楽しみましょう」なんて書いてありますが、なるほどこういう事か、と納得。玉置宏も暴走族もバッチリ七五調。やはり七五調は日本人に根付いているのです。

この本の「肉体言語としてのラップ・ミュージック」の中で、ラッパーのダースレイダーさんが、トレーニングとして自分に課している、といのが「部屋で音楽をかけてひとりでとにかく毎日ラップをする」ということ。

「何時間でもラップしているうちに、自分でも思ってもみなかったラップがリズムに乗って出てくるんです。自分の中にこんな表現が眠っていたのかというようなフレーズが」

と言っています。これに似た状態は、題詠や袋回しのとき、俳句でもありますね。

昨日は、花園神社の唐組公演「百人町」の千秋楽でした。

下町唐座以来、かなり久しぶりに観た唐十郎のお芝居。70近い唐さんは、さすがに以前のように飛んだりはねたりはしないものの、思考が付いていかない位のスピードとボリュームあるセリフは健在。失われつつあるものに対する愛のあるお芝居だったと思います。

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