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2009年5月

あやめ

昨日は、俳人・河東碧梧桐についての勉強会でした

膝と膝に月がさしたる涼しさよ

という句について、「登場人物はひとりかふたりか」、という意見が交わされました。

私は、「膝を交える」という言葉の連想から、「ふたり」と思ったのですが、

「膝と膝の間」なんていう韓国映画が昔あって、そうなると「ひとり」だし、

そもそも膝は「ふたつでひと組」と数えるのか。

なんだか色々考えつつ、帰宅途中の電車の中で、松浦寿輝の「あやめ 鰈 ひかがみ」を読んでいると、今度は「ひかがみ」という言葉がわからず、辞書を引くと、

ひざの裏側のくぼんでいるところ

と、ありました。

なんとなく、「体の一部」を指す言葉のような気はしていたのですが、頭のあたりと勘違いしていました。「こめかみ」とごっちゃになっていたか

あやめ 鰈 ひかがみ (講談社文庫)

あやめ 鰈 ひかがみ (講談社文庫)

著者:松浦 寿輝

あやめ 鰈 ひかがみ (講談社文庫)

ある年の暮れの東京で、同じ夜に起こった三つの出来事を描いた、短編集。微妙に登場人物がリンクしているので、連作短編集と言ってよいと思います。

「あやめ」は松浦版「ロスタイム・ライフ」(去年放送していたドラマ)で、

「鰈」は松浦版「銀河鉄道の夜」とは思ったのですが、「ひかがみ」はなんだろ?

ちょっと浮かびませんが、「外神田の路地裏の鳥獣店」という舞台設定に、生死の間を行き来する感じが魅力的でした。

もうひとつ読んだ本。

めぐらし屋

めぐらし屋

著者:堀江 敏幸

めぐらし屋

堀江作品にしては珍しい、低血圧でぽわんとした感じの、でも仕事はきちんとできるし、生活を丁寧に楽しんでいる、アラフォーと思われる女性が主人公。(私のイメージはドラマ「アンティーク西洋骨董洋菓子店」の小雪

特に大きな事件も起こらず、とりとめのない連想や風景の描写が淡々と描かれるあたりは、「堀江ワールド」全開なのですが、新聞の連載小説ということで、かなり読みやすく書かれています。

夏目漱石風に言うなら、「余裕のある小説」か。。。

衣をぬぎし闇のあなたにあやめ咲く 桂 信子

夏服

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都市 俳句会」では、このたび初心者対象の句会を行うことになりました。

都市HPの日程表に書かれておりますが、6/16(火)と7/14(火)の午前10~12時まで、町田市中央公民館で行われます。

お問い合わせ先は、都市HPにありますので、ご興味のある方は問い合わせてみてくださいね。

写真は文学フリマ出店の写真ですが、ちょうど「都市」の表紙が、「夏服」っぽい感じ

この「都市」の表紙のイラストは、芳野さんという有名なイラストレーターさんが描かれたのですが、フリマでも好評いただき、「表紙買い」される方もいらっしゃました

そういえば高校の頃は、アーウィン・ショーの世界に憧れて、「夏服を着た女たち」をよく読んでいました。その流れで、常盤新平さんの作品もずいぶん読んだかな。

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夏服の前に硝子の扉あり 不破 博 

卯の花腐し

東京03単独ライブVOL.9「いらいら」に、土曜日夜の部に行ってきました

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ここ4回、なんとかチケットを取って、皆勤賞のライブ。今やプラチナチケットと化しているので、チケット取りも毎回必死です。場所はおしゃれな雰囲気の青山・草月ホール。

生け花・草月流師範の免許を持っている私は、ここに来るたび、

「ここタイルの一枚くらいは、私が払ってるな」と思います。

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03ライプは業界人遭遇率も高く、

開演前にお茶していたツインタワー下のカフェで、ホリプロの手相芸人・島田秀平さん(もしかして、03ライブとは関係ないかもしれないけど)、

二階の客席には、キンコメのお二人、ザ・ギースの尾関さん発見

帰りに出口付近で、人力舎の兄妹コンビ「男子」のお兄ちゃんを発見

お手伝いはいつも通り、人力舎芸人さんオールスターズでしたが、皆さんマスクをして接客していたので、ちょっと残念でした。

03のコントは、日常の一場面を切り取って大いに笑わせながらも、共感してしまうタイプのコントですが、今回は「いらいら」というテーマが明確だったので、03の魅力が凝縮されているようで、秀逸でした。

前回のタイトルは「機微」でしたが、基本的に03の世界は、「機微」という、言葉にできない微妙な心理を描いているんじゃないかと思います。

ライブ終了後に、グッズを買ったら、ガチャポンができるとのこと。

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なんとレアな「スタッフTシャツ」が当たりましたが、あまりの嬉しさに、まだ袋も開けられずにいます。

電車の行き帰りで、松浦寿輝の「吃水都市」読了。

吃水都市

吃水都市

著者:松浦 寿輝

吃水都市

現代詩というのは、私はあまり読まないので詳しくないのですが、短編小説のように読みました。

水没してゆく東京の姿を、映像を見るような、文語体の芳醇な言葉使いで描いていて、

実に酔える本でした。

また同じ作者の「花腐し」が、季節的にもピッタリで読みたくなり、今日は、バッグに入れて出かけるつもりです。

谷川に卯の花腐しほとばしる 高浜虚子

青嵐

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seventh_heaven@(セヴンス ヘヴン アット)

著者:わたなべじゅんこ

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坪内稔典さんが帯文を書かれている、「船団」の俳人であり、俳句文学研究家でもあるわたなべじゅんこさんの第二句集。

裏六甲広瀬香美的雪

の一句に、グッと来た私は、やっぱり作者と同世代

チロル百個空前絶後のバレンタイン

もニヤリとしてしまいました。

固有名詞や言葉の使い方が、まったく無理なくスッと入ってくるので、あぁ、こういう俳句も好きだなぁ

夏の句は、

『月光抄』貸し出し中です青嵐

が好きでした。

今日は、格闘技クラス→東京03単独ライブ「いらいら」に行きます。

若葉

昨日は先輩Kさんと、「都市俳句会」が九月に行う吟行の下見でした。

句会場が取れるまで、確定ではないのですが、こんな素敵な場所でした

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とある私鉄の駅から20分ほどバスに乗っただけで、こんな場所があるとは、本当に驚きでしたまるで「となりのトトロ」の世界

以前に「都市」では吟行をしているそうですが、その時とは季節も違うと思いますし、ここはまさに季語の宝庫のような場所。きっと皆さん、素敵な俳句ができることでしょうねぇ。

と、自分が吟行の幹事なので、ちょっと宣伝しておきますぜひご参加を

昨日は、日傘を指すほどの強い日差しでしたが、それだけに若葉の美しさは格別でした。

若葉して家ありしとも見えぬかな 正岡子規

南風

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昨日は、ヨガのクラスに出てから、中野twlで「君の瞳にトランスフォーマー」という、SMAのガロイン・断固絶壁・ランジャタイ三組の合同ライブを見に。

twlは駅から遠いので、時間の関係もあって、タクシーで行くことも多いのですが、早めに出て、半年振りくらいに中野プロードウェイを歩きました。

洋服が210円とか525円とかで売られてるので、ビックリ。ユニ●ロが高価に思えるくらい。あらゆる年代のための洋服がそんな値段で買えるのは、スゴイなあ。なんだかんだで、着いたら開演ギリギリでした。

課題は多いものの、初めて自分たちでライブを企画して一からスタートさせた、という点は素晴らしいと思いました。

帰りは、出演者に挨拶もせずに帰宅電車の行き帰りで、図書館で借りた井上荒野の「ベーコン」読了。

食べ物をモチーフにした小説集なので、読み終わってお腹が空きました。「アイリッシュ・シチュー」と「ベーコン」は、ストーリーも食べ物もとても魅力的でした

今日は句会で、明日は九月に行う吟行の下見です。

そういえば、今日の夕食はカレーでした。

南風吹くカレーライスに海と陸 櫂 未知子

紫陽花

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「文学フリマ」で購入した、短歌の本「桃色短歌」を読んだら、なんだか恋愛小説が読みたくなり、

姫野カオルコの「コルセット」と、川上弘美の「夜の公園」を読了。

「コルセット」は、「フリーター小説」やら「格差小説」やらが多い最近にしては珍しい、アッパーな人たちの倦んだ心理と恋愛を描いた小説で、バブル期に良く読まれていた森瑶子の小説を思い出しました。

「夜の公園」のほうは、二組のカップルの恋愛を描いているにもかかわらず、全員のベクトルが→↓←↑と全く別のほうに向いていて、切ない。でも実際もそうなのかも知れませんが。

井上荒野の小説にも通じる苦味と毒があり、「センセイの鞄」の「枯れ専」ラインより、私はこちらのほうが好きでした。

続いて、小川洋子さんの

「心と響き合う読書案内 」(PHP新書)

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心と響き合う読書案内 (PHP新書)

著者:小川 洋子

心と響き合う読書案内 (PHP新書)

ラジオ番組を元にした書評とのことですが、教科書に載っているような本も多く、特に変わった本を取り上げているわけでもないのに、小川洋子さんらしい丁寧で深い読み方が、「なるほど」と思わせます。

季節で分かれていたり、元はラジオなので、紹介した本にちなんだ曲のリストが載っているのも楽しい。

「おくの細道」が取り上げられていたり、

梶井基次郎の「檸檬」に、「小さな器の中に、全宇宙を表現する」という日本人特有の感性が俳句的である、と読んだり、文学に造詣が深い小川洋子さんらしい見方だなぁと感激しました。

「檸檬」と言えば、私が大好きで信頼すべき文芸評論家の、斎藤美奈子さんが読売新聞の連載「名作うしろ読み」で「檸檬」を取り上げていました。

いわく、「格差小説を撃つ小説」、ではないか。

さっそく「檸檬」を取り出して、読んでみて、「おぉっそういう読み方もできる」とビックリしました。

私のイメージは、「青春のうっ屈」的小説だったので、お二人のおかげでまた新しい読み方ができて、新刊に出会ったような気さえしました。

写真は、変わった色の花だなぁとよくよく見たら、紫陽花のようです。

紫陽花や師の音声のラヂオより 石田 波郷

阿修羅展

東京・上野の東京国立博物館平成館で開催されている「国宝 阿修羅展」にようやく行ってきました(6/7までなので)。

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朝10時の段階で、入場までに40分待ち。連休が終わったとはいえ、ものすごい人気のようです。お昼近くには80分待ちになっていたので、TDLの行列並みです

学校の教科書で見て以来、一度阿修羅像を見てみたいものだと思っていましたが、日本史嫌いの不勉強で、どのような歴史ある像なのか、全く知りませんでした。

今回、少しは勉強しましたが

阿修羅像は、顔立ちがふっくらした感じなのに、小顔・スレンダーで、本当にイマドキの少年のよう。腹筋は、というか筋肉感はまったくなく、お腹はややぽっちゃりしているところも、イマドキっぽいかな。

三組の腕と、耳がなぜか気になり、どのようになっているのか知りたくて、飽きずに回りをグルグル回ってしまいました

仏の眷属(けんぞく・家来のようなもの)として取り入れられたインドの神々・八部衆も、それぞれ個性豊か。異型と少年のハーフというのも、不思議な魅力でした。

見終わると、ちょうどお昼近く。

前回見つけたレストランに行ってみようと、子規球場の横を通って、歩きました。

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上野駅公園口近くにある、バンブーガーデンの中の和食屋さん「音音」で、「ネバトロ丼」。

美味「アトレ」→「アメ横」を回って帰宅しました

葉柳の風は中から起りけり  正岡 子規

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文学フリマ、ご来場ありがとうございました!

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昨日は暑い中、「文学フリマ」にご来場いただき、ありがとうございました。

我が結社の俳誌「都市」をお買い上げいただいた方、ありがとうございます。

600円という、高額にも関わらず、予想以上の売り上げと、反響をいだたき、本当にうれしく思いました。

またブースに来てくださった方と、俳句や文学について、時には着物やファッションについてお話することも、とても楽しかったです。

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もちろん文学好きとしては、手ぶらで帰ることもかなわず、

桃色短歌」さんの可愛い短歌本や、ユニット「キコテツ」さんのポストカード小説?

角田光代さんの講演が載った「藝大我楽多文庫」さんの本などを買い、楽しく読んでいます

なんだか未だ、興奮冷めやらず、という感じ

少しは落ち着け、という意味で、今日はヨガに行ってきましたが、それでもいつもよりちょっとテンション上がり気味です

今日は文学フリマ!

しつこいようですが、今日開催なので告知です

「都市 俳句会」はG-46ブース。

皆様のお越しをお待ちしております

「文学フリマ」時間  開場11:00~終了16:00(予定) 会場  大田区産業プラザPiO →会場アクセス(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)

明日は文学フリマへ!

宇野亜喜良さんの新刊「奥の横道」に、江國香織さんとお父様の江國滋さんのイラスト入りで紹介されていた本、江國滋さんの「俳句とあそぶ法」を図書館で借りて読んでいます

(実は香織さんの本を散々読んでから、お父さんのことを知ったという世代です同じように、井上荒野さんを読んでから、お父さんの井上光晴さんの存在を知りました)

今は古書としてしか流通していないようですが、この本の出版は1984年。

当時は、糸井某の「コピイ塾」や、「ビックリハウス」系の出版物がさかんで、ちょっとした言葉遊びブームが、そういえばありました。

そんな中で、句集や俳句に関する著書もあまた出しながら、プロではないというスタンスを貫く著者が、プロではないだけに「本気に徹して、徹底的に俳句で遊ぶ」ということを、説いているのがこの本。

俳句のプロではないと言いつつ、遠慮なく文句を言い、日本語のプロとして語る文章は、遊び心があって、読みやすいけれど、痛いところを突いているなぁ、と思ったり。

全くの初心者よりも、ある程度俳句を始めて何年かたった人のほうが、身に沁みることが大きいでしょう。お勧めの一冊です。

一昨日、ジムで自転車を漕ぎながらニヤニヤと読んでいたのが、この本。笹公人の「念力図鑑」。

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短歌の本で、「念力シリーズ三部作」の三作目とのこと。

短歌でしか表現できない世界があって、面白かったです

しつこいようですが、明日は「文学フリマ」です

大田区産業プラザPioで、11時~16時の開催。

ネットの参加者さんの記事などを読むと、皆さんブースナンバーを載せていますね。

「都市 俳句会」は見本誌コーナー前の真ん中あたり「G-46」ブースです。

明日の日曜日は、蒲田へGO

文学フリマ

今度の日曜日に開催される、文学のフリーマーケット「文学フリマ」に、我が結社「都市」も参加、俳誌「都市」を販売します

どうも俳句は短歌に比べて、10代20代への若年層へのアピールが不足していると感じていたので、まずは文学好きの人たちに「俳句って面白いよ」ということを知ってもらいたいなぁ、と思います。

どういう訳か、「俳句をやっている」と若者にいうと、

「正座して着物を着てやっているのか?」(←茶道のようなものだと思っているらしい

「みんな、あの不思議な帽子をかぶっているのか?」(←「芭蕉」のイメージなんでしょう)

「短冊に書くのか?」(←「ちびまる子ちゃん」のおじいちゃんのイメージらしい)

とか、言われて不思議な顔をされます。

時々、抜群の言葉のセンスを持った子に会いますが(主にお笑い関係の子たち。さすがに違います)俳句に対するイメージがこんな↑感じでは、なかなか興味を持ってもらえないですよね。残念なことです

「文学フリマ」、5月10日日曜日、11時から16時まで、大田区産業プラザPioで開催されます。

ぜひ皆さん、お越しくださいね

(今回は、NHK「テレ遊びパフォー!」の投稿受付ブースが設置、桜庭一樹マスターの「超ショート小説」と、鈴木光司マスターの「リレー小説」の新作投稿ができるとのこと。こちらも注目ですね。)

菖蒲の節句

コネタマ参加中: あなたのアート体験教えて!

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「ノリタケスクエア厚木店」の「絵付け体験コーナー」というものに行ってきました。

ノリタケのボーンチャイナのお皿やマグカップ、恐竜などの人形に自分で好きな色を塗ったり、イラストを描いたりできる、というもの。

描き上がったものは、焼成後、10日から二週間で自宅まで送ってくれるそう。

先日の宇野亜喜良さんのトークショー以来、何年かに一度私に訪れる「絵を描きたいモード」に入ってしまったので(前回の「絵を描きたいモード」のときのブログはこちら。韓国ドラマがお好きな方はどうぞ)、描いてしまいました

もうひとつやってみたかったことは、「自分の俳句を、゛みつを゛っぽいタッチの文字で書いてみる」こと。ヘタウマというか、味のある文字というか、もともと字はへたなのですが、デザイン的にヘタっぽく書いたら、どうなるか、というのに興味がありました。

あまり成功したとはいえないのですが、完成品はこちら

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陶器のつるつるしたところに、糊と専用の絵の具を混ぜたもので描くのですが、色の濃さの調節や筆使いなど、以外に難しく、特に、文字を書くときに、安定した色が出ずに、何度もやり直しました。

乾く前なら、ティッシュで拭いて、何度も描き直せるところは、良いのですが。

焼き上がると、色が変わるそうなので、出来上がって届くのが楽しみです

今日は「端午の節句」でしたね。「菖蒲の日」という言い方もあるそうです。

風さけて入り日涼しき菖蒲の日 千代女

修司忌

昨日は、青山ブックセンター本店で行われた「宇野亜喜良トークショー」へ。

あの、「日本を代表するイラストレーターが、一週間をエッセイとイラストで描き、俳句で切り取る」という本、「奥の横道」を出したというのだから、これは行かないわけにはいきません

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青山ブックセンター、懐かしい響きです

20代前半、仕事場が六本木だったため、毎日のように仕事帰りに飲み、六本木店で洋書や写真集を眺めて帰っていました。

青山本店は初めて行きましたが、この店らしい個性的なラインナップで、なかなかうれしい本屋でした。(ほとんどの本屋の店頭に置いていない、堀江敏幸の既刊文庫がコーナーになって、ずらりと並んでいたのには感激。まだ読んでいないもの、すべて買ってきました。)ちなみに、今、ブックオフが経営してるんですね。びっくり

宇野亜喜良氏は、大御所のイラストレーターというより、「美大の人気教授」のような方(←勝手なイメージ)。

70歳を超えているとは思えない、軽いフットワークと、幅広い知識、ワールドワイドな交遊関係をあまりにも惜しげもなくお話してくださるので、話があちこちすっ飛ぶのですが、実に楽しい贅沢な時間でした。

最近の宇野さんは、演劇関係のお仕事が多いようで、後ろの席に舞台の稽古を抜けて、女優の高泉淳子さんがいらしていて、ちょっと得した気がしました。

トークのあとに、サイン会。もちろん俳号で名前を入れていただきました。

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このエッセイ集の出版社「幻戯書房」は、辺見じゅんさんの会社なんですね。

「幻戯=(角川)源義」の意味もあるんでしょうね。贅沢な作りの本が多くて、素敵な出版社です。

宇野さんは、「天井桟敷」のポスターなどを描いていらしたので、寺山修司に触れた文章も、この本に載っていました。

今日は修司忌です。

五月の蝶消えたる虚空修司の忌 新谷 ひろし

奥の横道―Aquirax Labyrinth2007-2008

買ったきっかけ:
著者が好きなので。

感想:
句とエッセイ、イラストレーションの付かず離れず具合が絶妙で、何度も眺めて楽しめそうです。

おすすめポイント:
俳句の見せ方の可能性を感じました。

奥の横道―Aquirax Labyrinth2007-2008

著者:宇野 亜喜良

奥の横道―Aquirax Labyrinth2007-2008

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都市 俳句会

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