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2009年4月

黄金週間

出版社「ふらんす堂」さんから、いつも楽しみにしている「ふらんす堂通信120号」が届きました

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「ふらんす堂友の会」というのに入ると、この冊子が届き、投句欄に投句できる、というので、半年ほど前に入会。

「ふらんす堂友の会」という名前もちょっとレトロで素敵だし、投句欄に投句するなんて、「吉屋信子の小説のヒロインの乙女」ようなので、実はちょっと憧れて

前回の119号、今回の120号と、「なづな集」というところに、四句載せていただいております。(中には選者の石田郷子先生に添削していだいたものもあるので、転載してよいかどうかわかりません。なので、ここに句は載せませんが)

120号の一句目の句は、ミモザを詠んだものですが、実は元の光景は二十年前のパリに一人旅したときのもの。

当時は俳句のことも知らず、途中でカメラが壊れて、写真も撮らない旅だったので、二十年間、心の中だけにあった光景が、俳句に出会ったことから、形を得て、活字になったというのは、本当に不思議な気がします。俳句に感謝、です

今日は連休の間の平日で、仕事や学校の方も多いようですね。私はこれから、とある親睦会という名の飲み会に参加してきます

「黄金連休」や「ゴールデンウィ―ク」は字数が多すぎて、使いづらい季語ですが、

この句はとても好きです。

ゴールデンウィーク寝巻で屋根の上にゐる 如月 真菜

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昨日はギャラリーを二つ、ハシゴしました

一つ目は、祖師谷大蔵にある、「ぎゃるり 薇葡萄(らぽると)」さん。

賑やかなウルトラマン商店街を抜けた住宅地にある、とても雰囲気のある居心地の良いギャラリー。

写真は、

私が通っているヨガのクラスメイトである、ジュエリー作家の一矢氏と、作品のシルバーのアクセサリー。シンプルでありながら、遊び心のあるデザインで、楽しく拝見させていただきました。

ちょうど窓から入る日差しが、シルバーをキラキラと照らして、とても綺麗

午後からは、銀座の「巷房」さん。

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香港あたりにありそうな、たとえば、ウォン・カーウァイの映画に出てきそうな、レトロなビル。こんなところにギャラリーが?とびっくり。

エレベーターは、昔の映画に出てくるような手動式で、自分で二つの扉を開け閉めしないと、動きません。もちろんしっかりとメンテナンスされているし、使用方法も書いてあるのですが、ちゃんと三階に着くまで、かなりドキドキしました。

本多 榮子展」。「都市俳句会の、本多編集長のお母様のリトグラフ展です。

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三階と地下一階さらに階段下の小部屋まで使い、ゆったりと展示されています。

モノトーンのリトグラフの光と影の感じが、古いビルの空間にぴったりと合い、とても贅沢な空間でした。

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見終わってから、外に出ると、ギャラリーのビルの回りは大規模な建築工事中。

こういう素敵な空間もいずれ、無くなってしまうんでしょうね。

あるコーヒーチェーンの「柳通り店」というところで、コーヒーを飲んで帰りました。

「銀座の柳」って、よく聞きますが改めてじっくり眺めました。「柳」は芽吹きの美しさから、春の季語だそう。

ゆつくりと時計のうてる柳かな 久保田 万太郎

躑躅

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「躑躅」(つつじ)という字、いまだに書けません皆様はいかがてしょうか。

読めるのに書けないという漢字の典型ですよね、きっと。ちゃんと書けるように練習したいと思います。

盛りなる花曼荼羅の躑躅かな 高浜 虚子

土曜日に、溝の口「ノクティ」で行われた、屋外の無料お笑いライブ「ホリプロライブ NEXT」 in NOCTY
に行ってきました

見ていた人が審査員になって、その場で投票し、上位二組が決勝に進出できるという、なかなか厳しいガチンコライブ。

この日は、フレンチトースターズ、オリエ、アビリティモンキィー、ウチダケイコ、ダルメシアン、シマシマの中から、

アビリティモンキィーが二位、フレンチトースターズが一位で決勝に進出。

応援している「ダルメシアン」は三位という、あともう一息な結果になりました

写真は「躑躅」ならぬ、「スリジェ」という桜のケーキ。

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梅若忌

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先週末の吟行で行った、本郷の東大内にある「三四郎池」。桜の花びらが池を覆っていました

実は恥ずかしながら、漱石の「三四郎」をまだ読んでいないので、これから読まなくては

本を読みました

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)

買ったきっかけ:
「小説に読み方なんてあるのかな」とタイトルと、作家である著者の書いた本であることに惹かれて。

感想:
たくさんの小説を読んで楽しんできたにも関わらず、小説のメカニズムついては全く考えたことがなかったので、新鮮でした。

おすすめポイント:
取り上げた小説が、ケータイ小説から純文学までと幅広いので、まだ読んだことがない小説のブックガイドとしても楽しめます。

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)

著者:平野 啓一郎

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)

今日は、謡曲などで名高い梅若丸の忌日、梅若忌

忌日あり碑あり梅若物語 高浜 虚子

虚子で思い出しましたが、「都市」俳句会の次のテキストは、これだそうです↓

高浜虚子の世界

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高浜虚子の世界

高浜虚子の世界

花筏

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満開だった桜も、かなり散って、緑が目立ってきました。

近くの公園の中に、小さな川があり、桜の花びらが散っては何枚か重なって流れていきます。急な川ではないので、実際はとどまっているほうが多いのですが。最後のところは、こうして池になっていて、水面を花びらが覆っています。

水面を流れる花びらを筏に見立てて、「花筏」というんですね。きれいな言葉だと思いましたが、俳句を作るのは難しそう。

一片のまた加わりし花筏  上野 章子

花祭

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近くのお寺に「花祭」のお知らせがあったのを思い出し、用事を済ませついでに行ってみました

「花祭」とはお釈迦様のお誕生日で、「仏生会」とも言い、花で飾った花御堂というものをしつらえ、小さなお釈迦様に甘茶を注ぐ行事です。

小さい頃は、よく祖母に連れられ、牛込柳町(漱石公園の近所)のお寺で甘茶を注いでいたのですが、大人になって「花祭」に行ってみたことはありませんでした。

当時から食いしん坊だった私は、

「甘茶というのは、本当に甘くておいしいのだろうか」

といつも疑問に思っていましたが、茶色くてあまりおいしそうに見えず、なめてみようにも、罰があたりそうだなぁ、と思っていた記憶があります。

ぬかづけばわれも善女や仏生会   杉田 久女

漱石を歩く④

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少し距離はあるものの、せっかくなので東西線早稲田駅近くから、早稲田通りを通って、JRの飯田橋駅まで歩くことにしました。

ぶらぶらと歩いていると、江戸川橋通りと合流する地点近くで、詩人の「生田春月住居跡」を発見。

急な坂道を上がると、神楽坂。東西線の神楽坂駅の近くに出ます。かつて漱石も歩いた道筋だとか。この日は、あまりに暑いので、近くにあった「長寿房」で、豆乳ソフトクリームを食べつつ、休憩。

更に近くにあった和風小物のお店などを覗いたり、アイスコーヒーを買ったりして、神楽坂らしさを楽しみました

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神楽坂五丁目の文具店「相馬屋」は、漱石も愛用したという原稿用紙を売っているお店。

今も色々なタイプの原稿用紙を扱っていて、私は持ち歩きに便利なB5サイズの10×20のものを、俳句を書くために時々買っています

苺の花

先日、苺狩りに行きました

狭いハウスの中で、体を縮めて、もいでは食べ、もいでは食べ でも意外に食べられないもので、「年の数」には至りませんでした

「苺」は夏の季語で、「苺の花」が春の季語なんですね 。

花の芯すでに苺のかたちなす  飴山 實

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漱石を歩く③

Dsc03514_2 夏目坂を下りきると、牛丼屋さんの前にかなり控え目に「夏目漱石誕生の地」の石碑が。

角にある酒屋さん「小倉屋」さんの裏手に、漱石の生家があったそうです。

道路を渡って、再び少し夏目坂を上った裏手に、「誓閑寺」。

「硝子戸の中」で「西閑寺」として登場するお寺で、通りを隔てた生家では、うるさいほど鐘の音が聞こえたことでしょう。

この日はお彼岸と、このあたりの学校の卒業式らしく、かなりの人手と賑やかな雰囲気で、当時を偲ぶという感じではありませんでした。

ちょうどお昼になったので、近くのおそば屋さんで親子丼とミニそばのセットをいただき、早稲田通りを神楽坂方面に向かって歩き始めました。

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